【F1】ラスベガスGPのレース予想・オッズ|2023年第22戦ラスベガス市街地コース

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1982年以来、41年ぶりにF1がラスベガスに戻ってくる。

2023年からF1カレンダーに追加されたラスベガスGPは、市街地の道路とこのレースのために作られたトラックの組み合わせで構成され、コーナーの数は17箇所。コース途中には「これぞラスベガス!」といったおなじみの景色が見えてくる。

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今回が初開催となるため、事前にレース予想をするのは難しい。すでに3年連続3度目のドライバーズ・チャンピオン獲得を決めているマックス・フェルスタッペンも、シミュレーターを使った練習では苦戦を強いられ、「やらなくてはいけないことが山積みだ」と語っているほどだ。

また、今回のレースは夜の22時(現地時間)スタートとF1史上で最も遅い時間の決勝スタートとなっている。そのため、F1史上最も寒い環境でのグランプリになりそうで、この気温の低さもレース結果に大きな影響を与えそうだ。

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F1ラスベガスGP 2023を制するのは誰?

今回のラスベガスGPは全てのドライバーにとって予習することの多い未知のコースである上、週末を通じて寒い天候でのレースが予想されるため、サプライズも起こりうるだろう。 

先ほども書いたように、今シーズンのチャンピオン、フェルスタッペンですら準備段階から苦戦していることを認めており、本番までに解決すべき課題は多いと語っている。ブラジルGPのレース後のインタビューでは「正直な話、今もまだコースのことが分からない。最後にゲームで試してみた時には、まともに走れなくて、ウォールに激突してばかりだった。実際のレースではそうならないことを祈るだけだ!」とこぼしていた。

それでも、ブックメーカーの予想ではフェルスタッペンが -400(DraftKings)のオッズで優勝候補の一番手となっている。実際、スピードと安定性を兼ね備えた今季のレッドブルのマシンの優位性もあって、フェルスタッペンは今季ここまで20戦中17戦で優勝しており、自らが持つシーズン最多優勝記録をさらに更新する勢いに陰りは見えない。

対抗馬と目されるのは、ここ最近調子を上げてきているマクラーレンのランド・ノリス(+900)だ。シーズン当初は競争力を欠いたマシンで最悪のスタートを切ったマクラーレンだったが、着実に改良を続けてきた結果、今ではノリスだけでなく、チームメイトのルーキー、オスカー・ピアストリ(+2800)も上位陣に顔を出している。今回のラスベガスのコースは、低速コーナーで苦戦するマクラーレンにとっては不利に働くかもしれない。それでも、今回のようなレース条件だからこそ。ノリスのF1初優勝というサプライズに期待してしまう。

ノリスに続くドライバーとしては、メルセデスのルイス・ハミルトン(+1200)に注目したい。今季のハミルトンは好不調の波があるし、前回のサンパウロGPではマシンの問題を露呈する形にもなってしまった。それでも今回のような新しいコースだからこそ、彼のようなベテランの経験がものを言う可能性も否定できない。

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F1ラスベガスGP 2023 優勝者予想のオッズ

F1ラスベガスGP 2023出場ドライバーの優勝者予想のオッズは以下の通り。

オッズは、DraftKings(USA)より。11月13日時点。

ドライバー オッズ
マックス・フェルスタッペン -400
ランド・ノリス +900
ルイス・ハミルトン +1200
セルジオ・ペレス +2000
シャルル・ルクレール +2000
ジョージ・ラッセル +2500
カルロス・サインツ +2500
オスカー・ピアストリ +2800
フェルナンド・アロンソ +10000
ピエール・ガスリー +30000
エステバン・オコン +30000
ランス・ストロール +30000
ダニエル・リカルド +30000
アレックス・アルボン +30000
角田裕毅 +40000
バルテリ・ボッタス +60000
ニコ・ヒュルケンベルグ +70000
ケビン・マグヌッセン +70000
周冠宇 +70000
ローガン・サージェント +80000

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著者
Nathan Evans Photo

Nathan Evans is a data editor for The Sporting News.

石山修二 Shuji Ishiyama Photo

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター