【朝日杯FS2023】予想・分析。好走率50%、単勝回収率約120%の条件とは?

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(C)Getty Images/Sporting News

2023年12月17日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ/芝1600m)が行われる。ダノンマッキンリー、ジャンタルマンタル、シュトラウス、エコロヴァルツ、セットアップらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は朝日杯FSの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

朝日杯FSは阪神開催となった過去9年で、11番人気以下の馬は全部で57頭中4頭が馬券に絡んでいる。人気薄を理由に無条件で消すのは危険だろう。

ただ、軸馬を選ぶ上で安定面からは、やはり中心となる馬は10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② 前走4角位置

過去9年の出走馬の中で前走4角位置が10番手以下だった馬は12頭いるが、馬券に絡んだのは2頭のみとなっている。

また、馬券に絡んだ2頭は当日3番人気以上の上位人気に支持される実力馬。前走で極端に後方脚質だった馬は、相当の実力がないと苦戦する可能性が高い。

中心となる馬を前走4角位置が10番手以下だった馬から選ぶ際は、当日の人気にも注目し、最低でも当日5番人気未満の馬は消すようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走着順

また、過去9年の馬券対象馬27頭中、21頭は前走勝ち馬だった。

毎年2頭以上は前走勝ち馬が必ず馬券に絡んでいる。前走で連対を外した馬は、条件を問わず基本的には割引が必要と考えてよいだろう。

直近の勢いを重視し、中心となる馬は前走勝ち馬の中から選びたい。

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■【予想】過去の傾向分析④ 前走末脚

同じく、過去9年で馬券に絡んだ27頭中、21頭は前走上がり3ハロン上位2位以内に入る時計を記録していた。

阪神外回りコースでは速い末脚も重要と考え、中心となる馬は前走上がり3ハロン上位2位以内の馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤ 枠順

過去9年の馬券対象馬27頭中、8枠で馬券に絡んだ馬は2頭と少ない。さらに過去6年のデータになるが、2017年以降8枠の馬は1頭も馬券に絡んでいない。

このレースでは外枠の馬が不利になると考え、中心となる馬は1~7枠の馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(6-5-5-16)
勝率18% 複勝率50%
単勝回収率123% 複勝回収率90%

単勝回収率は優秀な回収率となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。