【朝日杯FS2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

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(C)Getty Images/Sporting News

2023年12月17日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ/芝1600m)が行われる。エコロヴァルツ、シュトラウス、ジャンタルマンタル、セットアップ、ダノンマッキンリーらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回は朝日杯FSの消し条件について、阪神に移設後の過去9年から分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 前走競馬場

前走で走った競馬場はローテーションにもつながってくるので、比較的顕著なデータが出ている。過去9年の朝日杯FSで馬券に絡んでいるのは、前走東京、京都、阪神のいずれかのみ。他の競馬場からは1頭も馬券に絡んでいない。

もちろん、ほとんどの馬がこの3場のどれかから出走しているが、中山は(0-0-0-5)、札幌、福島、新潟、中京は(0-0-0-2)。夏競馬からの直行や、中山からの参戦は厳しいデータとなっている。

ローテーションでいえば、最も間隔が空いてもGⅢ・サウジアラビアロイヤルカップ(旧いちょうステークス)からの臨戦で中9週。これは10月の東京開催である。中山開催の馬ならば、連闘か中1週、もしくは中10週以上のローテーションで挑むということにもつながる。

また、昨年まで阪神競馬がロングラン開催だったが、例年の阪神競馬だと、秋は中山と同じ開催になる。阪神を使った馬が馬券に絡んでいるのは昨年までの変則開催の影響だったので、平常開催に戻った今年は前走東京か京都の馬を選ぶのが良い。つまり、それ以外の馬は消しで良いだろう。

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■【予想】過去の傾向分析② キャリア

2、3歳の重賞ではキャリアの浅い馬が活躍する傾向にある。朝日杯FSも例に漏れず、馬券に絡んでいるのはキャリア4戦までの馬。キャリア2戦と3戦の馬で7勝を挙げており、このあたりが中心となるだろう。

一方でキャリア5戦以上の馬は使われすぎで、このレースにおける上積みが乏しいと考えて良い。実際、キャリア5戦以上の馬は(0-0-0-23)。このレースでは消しで良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③ 当日馬体重

当日の話ではあるが、馬体重は馬券を買ううえで気になる要素ではあるだろう。その中で、このレースは当日馬体重によって切れるデッドラインがある。

440㎏未満、つまり438㎏以下の馬体重の場合、(0-0-0-8)と不振。直線急坂のあるタフな阪神競馬場で、非力な馬はこの舞台では伸びきれないようだ。440㎏に満たない馬がいた時は消しで良いだろう。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。