NBAコミッショナーのアダム・シルバーが、NBAオールスターゲームの形式変更に言及した。

『AP』によると、シルバーは『ESPN』で「どういうチームにするかという点で、もっと伝統的な何かに戻すかもしれない」と話した。

「キャプテンがドラフト指名するという考え方になっていった。だが、イースト対ウェストというのが伝統的であることは明らかだ。我々はそういう何かを検討している」

NBAオールスターゲームは第1回から第66回までイースタン・カンファレンスの選出メンバーとウェスタン・カンファレンスの選出メンバーが対戦する形式で行われた。

だが、ここ6年は両カンファレンスの最多得票選手が各チームのキャプテンとなり、ドラフト指名でそれぞれのチームを編成する形式となっている。

これまでの6年はレブロン・ジェームズが片方のチームの主将を務め、対戦相手のキャプテンはヤニス・アデトクンボ（3）、ケビン・デュラント（2）、ステフィン・カリー（1）が務めてきた。

また、2020年からの過去4回のオールスターゲームでは、「ファイナル・ターゲットスコア」制が導入されている。第3クォーター終了時点でリードしているチームの得点に24点を加えた得点をターゲットスコアとし、先に到達したチームの勝利とする形式。24は故コービー・ブライアントが最後に纏っていたジャージーの背番号だ。

2023-2024シーズンのオールスターゲームは、2024年2月18日（日本時間19日）にインディアナ州インディアナポリスで行われる。APによれば、NBAがいつオールスターゲームに関して変更を行うかは分かっていない。