【阪神JF2023】予想・分析。好走率48%、複勝回収率約110%の条件とは?

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2023年12月10日、阪神競馬場で阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ/芝1600m)が行われる。コラソンビート、サフィラ、アスコリピチェーノ、キャットファイト、ナナオらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は阪神JFの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

阪神JFは過去10年で、11番人気以下の馬は78頭出走。馬券に絡んだのは2022年2着シンリョクカ1頭のみだ。

昨年こそ大波乱の決着となったが、基本的に11番人気以下の人気薄の好走は厳しいと考えてよいだろう。

中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② 枠順

近年は外枠が苦戦傾向にあり、特に馬番14以降の外の馬の成績が不振となっている。

具体的には過去10年で馬券圏内は2頭のみ。近5年では1頭も馬券対象になっておらず、該当馬には3番人気以上の上位人気馬も複数含まれている。

このレースでは14番から外の馬は苦戦すると考え、中心となる馬は馬番13番以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走脚質

前走逃げた馬の中で馬券に絡んだのは、2015年勝ち馬のメジャーエンブレム1頭。同馬はこのレースで1番人気に支持されるほどの実力馬だった。

中心となる馬は、前走逃げ脚質だった馬以外から選ぶようにしたい。

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■【予想】過去の傾向分析④ 前走着順

最後に、過去10年で馬券対象になった30頭中、28頭は前走3着以内の成績だ。

前走4着以下の馬の成績は(0-1-1-48)で、勝ち馬は出ておらず複勝率も4.0%。前走馬券に絡むことのできなかった馬は苦戦していることがデータからわかる。

中心となる馬は近走の勢いを重視し、前走3着以内だった馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(9-7-8-24)
勝率14% 複勝率43%
単勝回収率84% 複勝回収率112%

複勝回収率は優秀な回収率となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。