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マジックがシャキール・オニールの背番号32を永久欠番に 球団初

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Shaquille O'Neal Orlando Magic
(NBA.com)

オーランド・マジックは1月4日(日本時間5日)、シャキール・オニールの背番号32を永久欠番とすることを発表した。

創設35周年のシーズンを迎えているマジックは、2月13日(同14日)のオクラホマシティ・サンダー戦の試合後にセレモニーを行う。マジックの選手の背番号が永久欠番となるのは、オニールが初となる。

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マジックのアレックス・マーティンスCEOは、「公式にマジックを有名にした最初の選手は誰かと問えば、答えはシンプルです。シャキール・オニールでしょう」と話した。

「彼はコート内外でこの球団を新たな高みに導きました。そして彼のレガシィ(遺産)は今も球団内で感じられます。デボスファミリーを代表し、シャキールをたたえ、背番号32を掲げ、永遠にそこに残せることをうれしく思います」

チェアマンのダン・デボスは「支配的なプレイや伝説的な個性、The City Beautiful(オーランド)への惜しみない貢献を通じ、シャキール・オニールはこのチームと街に転機となるインパクトを残しました。シャキールがこの当然の栄誉を受け、彼の永続的なレガシィがここオーランドでさらに強固なものとなり、マジックでの彼の素晴らしい功績を一緒に振り返ることができ、我々ファミリーと球団全体にとってこれ以上うれしいことはありません」と述べている。

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オニールはNBAドラフト1992でマジックに全体1位で指名され、1992年から1996年までの4シーズンをマジックで過ごした。レギュラーシーズンの295試合に出場(先発293試合)。平均37.8分間のプレイで27.2得点、12.5リバウンド、2.4アシスト、2.79ブロック、フィールドゴール成功率58.1%(5522本中3208本成功)を記録した。

マジック在籍時にオニールはオールスターに4回選出され、1994-1995シーズンにオールNBAセカンドチーム、1993-1994シーズンと1995-1996シーズンにオールNBAサードチームに選ばれている。1992-1993シーズンにはオールルーキー・ファーストチームに選出され、新人王を受賞した。

オニールは複数のカテゴリーで球団の歴代記録を樹立している。ブロック(824)は2位、リバウンド(3,691)は3位、フリースロー成功(1,602)は3位、FG成功(3,208)は4位、得点(8,019)は6位。平均27.2得点はチーム歴代2位の数字で、1995年のマジックのNBAファイナル進出に貢献した。

オニールは2015年にマジックの殿堂、2016年にはネイスミス・メモリアル・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(殿堂)入り。2021年10月にはNBA創設75周年記念チームに選ばれた。

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著者
坂東実藍 Miran Bando Photo

フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。