前田悠伍(大阪桐蔭高)のプロフィール|経歴・成績・ドラフトについて

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前田悠伍
(時事通信)

前田悠伍(大阪桐蔭/投手/左投左打)は、2023年のドラフト上位指名候補として大きな注目を浴びている。前田の基本プロフィール、選手としての特徴やプレースタイル、主な戦績、経歴などについて紹介する。

2023年夏の大阪大会での戦績

7月21日(金)大阪大会3回戦(vs.淀川工科)
7月19日(水)大阪大会2回戦(vs.早稲田摂陵/登板なし)

前田悠伍の基本プロフィール

氏名(読み/ローマ字表記):前田悠伍(まえだ ゆうご/Maeda, Yugo)

  • 生年月日:2005年8月4日
  • 投打:左投左打
  • 出身地:滋賀県長浜市
  • 身長・体重:180cm・88kg

所属チーム歴:古保利小(高月野球スポーツ少年団)ー高月中(湖北ボーイズ)ー大阪桐蔭高

※身長・体重はサンケイ・スポーツより(2023年7月7日時点)

選手としての特徴・プレースタイル

スラッとした体型から繰り出されるストレートは140キロ台中盤。そのストレートにチェンジアップ、スライダーといった変化球を交えて繰り出し三振の山を築く。

ここまで2年春・夏、3年春と3度の甲子園に出場。44回を投げ奪った三振は64個で奪三振率は13.09に登る。現時点では150キロを超えるストレートは持ち合わせていない。それでも変化球のキレ、投球術で抑え込むことができるのは大きな強み。

また、過去に甲子園や明治神宮大会で日本一に輝いただけでなく、カル・リプケン12歳以下少年野球大会で優勝。世界一にも輝いた実績があり大舞台も経験済みな点も心強い。

2023年のドラフト候補筆頭

2023年ドラフトにおいて高卒左腕では東松快征(享栄)、武田陸玖(山形中央)とともにトップクラスの評価を得ている。プロ志望届を提出すれば上位指名は確実で1位指名の可能性が非常に高い。

大阪桐蔭から高卒でプロ入りした選手でドラフト1位(1巡目)指名は、松尾汐恩(2022年DeNA)、藤原恭大(2018年ロッテ)、根尾昂(2018年中日)、森友哉(2013年西武)、藤浪晋太郎(2012年阪神)、中田翔(2007年高校生・日本ハム)、辻内崇伸(2005年高校生・巨人)、平田良介(2005年高校生・中日)、西岡剛(2002年ロッテ)、萩原誠(1991年阪神)、今中慎二(1988年中日)と11人いる。

12人目のドラフト1位指名となるか注目が集まる。

前田悠伍のこれまでの経歴

2018年に龍空(現中日)や横川凱(現巨人)らを輩出した湖北ボーイズに入団。同年、「カル・リプケン12歳以下少年野球大会」に日本代表として参加。元木大介監督の指揮のもとで世界一三連覇を達成した。3年時には第31回滋賀大会で優勝を果たした。

2021年に大阪桐蔭高へ入学後、1年夏の甲子園ではベンチ外。同年秋からベンチ入りを果たすと秋の大阪大会で優勝し近畿大会にも出場した。

近畿大会は決勝戦での登板はなかったものの4試合中3試合に登板。17回を投げ1失点(自責0)の好投を見せた。明治神宮大会では3試合で15回を投げ3失点。決勝の広陵戦では優勝の瞬間にマウンドに立っていた。

2年春の甲子園では2試合に登板し13回を投げ1失点(自責0)で優勝に貢献。夏の甲子園では2試合で9回3分の1を投げ3失点。準々決勝の下関国際戦では2番手として登板するも9回に2点を失い逆転負けを喫した。

新チームとなって臨んだ秋の大阪大会、近畿大会でともに優勝した。2年連続での出場となった明治神宮大会では、4試合中3試合に登板し21回を投げ5失点。2年連続で同一カードとなった決勝戦では4番手としてマウンドに上り4回無失点の好投。2年連続で優勝の瞬間にマウンドに立っていた。

3年春の甲子園では4試合で21回3分の2を投げ4失点(自責3)。準決勝の報徳学園戦では2番手として登板するも2点を失い敗れた。その後4月に行われたU18侍ジャパン日本代表候補合宿に参加した。春の大阪大会、近畿大会では登板がなかった。

前田悠伍の主な戦績

※主に中学時代は湖北ボーイズの18期生の戦績を参照

中学1年(2018年)

カル・リプケン12歳以下少年野球大会:優勝(世界一)

中学2年(2019年)

第49回関西秋季大会:本選出場

中学3年(2020年)

第51回日本少年野球選手権大会滋賀県大会:3位
第21回大津びわこ大会:準優勝
第31回滋賀大会:優勝
衣笠祥雄旗争奪 第2回全京滋中学硬式野球大会:準優勝

高校1年(2021年)

秋の大阪大会:優勝
秋の近畿大会:優勝
明治神宮大会:優勝(日本一)

高校2年(2022年)

春の甲子園:優勝(日本一)
春の大阪大会:優勝
春の近畿大会:準優勝
夏の大阪大会:優勝
夏の甲子園:ベスト8
秋の大阪大会:優勝
秋の近畿大会:優勝
明治神宮大会:優勝(日本一)

高校3年(2023年)

春の甲子園:ベスト4
春の大阪大会:準優勝※登板なし
春の近畿大会:1回戦敗退※登板なし
夏の大阪大会:7月21日(金)3回戦予定

※太字は全国大会

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著者
Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。