NBA

スラムダンクコンテスト優勝のマクラング 「目標はNBAでインパクトを残すこと」|NBAオールスター2023

Author Photo
Mac McClung Philadelphia 76ers
(NBA Entertainment)

日本時間2月18日(現地17日)からユタ州ソルトレイクシティで開催されているNBAオールスター2023、2日目の19日(現地18日)に行われた『AT&Tスラムダンク』は、フィラデルフィア・76ersのマック・マクラングが優勝した。

マクラングは1本目で50点満点を記録するなど第1ラウンドを突破すると、決勝ラウンドでは2本とも50点満点を達成。トレイ・マーフィー三世との争いを制した。

▶豪華景品付き! 「スポーツ番付勝利予想」に挑戦しよう

スラムダンクコンテストの詳細はこちら。マクラングのダンクは以下のとおりだ。

イベント後、マクラングが報道陣の質疑に応じた。


――優勝して感想は?

とにかく、とても感謝している。正直、本当にはっきりとは分からないんだ。インターネットなどでいろいろとあるんだろうね。まだチェックしていないんだよ。

本当に、とにかく感謝している。たくさん助けてもらった。僕だけじゃないんだ。親友たちが毎晩電話してきて、アイディアを与えてくれた。すごく楽しかったよ。

――ライトなスポーツファンやNBAファンには、この選手は誰なのかと思う人たちもいるだろう。でもあなたはショーにしてくれた。アリーナ全体を魅了した。自宅のテレビで見た人の多くの心もつかんだはずだ。自分のことを知らないかもしれないが、夜が終わるころには知るはずだ。そんなモチベーションだったのか?

正直、本当に違うんだ。良くも悪くも、僕は本当にほかの人がどう思うかを気にしない。とにかく自分の道を続けるんだ。目標はNBAでインパクトを残すこと。それまで仕事を続けるのみだ。

とにかく自分が正しいと証明するのであって、ほかの人が間違えていると証明するのではない。それがもう少しの満足につながる。僕はとにかくそういう見方だ。

――小さいころにダンクで憧れたのは? NBAのダンクコンテストで好きだったダンクは?

ビンス・カーターが大好きだった。とにかく見ていたよ。ザック・ラビーンとアーロン・ゴードンのダンクコンテストはすごく楽しかった。いつか自分も出たら、彼らのようにインパクトを残したいと思っていたんだ。彼らからすごくインスピレーションを受けた。

――GリーグのチームメイトたちやGリーグを見ているみなさんにひと言。

この機会をすごく感謝している。Gリーグの多くの選手が、今の僕のようにこうやって光を当ててもらえるのにふさわしいと思う。とても感謝しているよ。彼らのことをうまく代表できたことを願っている。この機会を与えてくれたNBAに本当に感謝している。

――いくつダンクを用意していたのか。準備にかけた期間や、最も問題になったのは?

正直、最後の1回転半は昨日まったく成功していなかったんだ。最後にとっておこうという感じだった。ほかのダンクをすべて決めたら、少し自信になると分かっていた。使わなかったダンクは4つ。8つの中から選んだ。

――有名になったばかりだが、実感はあるか。それから、ダンクコンテストを救ったと言われたことはどれほど大きなことに感じるか。

それが本当なのかは知らないけど、そうやって言ってもらえてありがたく思う。

――本当のことだ。

とにかくすごくありがたいね(笑) 友人たちにすごく助けてもらった。正直、彼らの助けによるところが大きかったんだ。

――人生で成功するために必要なものは?

難しいね。最も大事なのは、お決まりだけど、自分がやりたいと思ったことは本当に何でもできるということだ。子どものころに自分の刺激となった人や、すごくリスペクトしていた人などに、お前には無理だと言われても、関係ないんだ。

文字どおり、自分で気持ちを明らかにし、それに全力を尽くせば、人生を切り開き、毎日自分を改革できるんだ。

――これまでのダンクコンテストなどで我々は本当に多くのダンクを見てきた。だからこそ、ファンが見たこともないような、オリジナルでユニークなダンクをつくるのは、どれくらい大変だったのか。

大変だったよ。動画を送ってあれこれのダンクについて聞いた僕からの連絡に、友人たちはうんざりしていたと思うよ。5分おきに連絡していたからね。

すごく楽しかった。同時に、とてもクリエイティブになり、何かを考えだそうとした。楽しいのとストレスなのと、それぞれが少しずつかな。

ありがとう、みなさん。本当に、どうもありがとう。


【抽選でサッカーユニフォームが当たる】簡単なアンケートにご協力ください

スラムダンクコンテストの詳細

▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ