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WNBAオフシーズンの主な日程:FA開始日や条件など|WNBA 2023シーズン

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Candace Parker and Breanna Stewart
(Getty Images)

2023シーズンのフリーエージェントは、WNBAの情勢を劇的に変える可能性がある。

ブリアンナ・スチュワート、キャンデス・パーカー、ネカ・オグミケなど、複数のオールスター選手がこのオフシーズンに新たな契約を求めている。彼女たちの行き先は2023年のチャンピオンシップ争いに直接影響を与え、おそらく球団によっては再建に舵を取らざるを得なくなるだろう。

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噂が出回る前に、WNBAのフリーエージェンシーの主な日程や重要な報酬額などを紹介する。


WNBAフリーエージェンシーはいつ始まるのか(米国東部時間)

  • クオリファイングオファーやコア選手の指定など:1月11日~1月20日
  • 選手との交渉:1月21日
  • 選手との契約締結:2月1日

WNBAチームは、1月21日から選手と交渉することができるが、選手は、2月1日まで新しい契約に正式にサインできない。

WNBAフリーエージェンシーの主な条件

  • 無制限フリーエージェント(Unrestricted free agent):5年以上在籍した選手は無制限フリーエージェントとなり、どのチームとも契約する機会が与えられる。在籍5年未満の選手も、クオリファイング・オファーを受けなければ無制限フリーエージェントになることが可能。
  • 制限付きフリーエージェント:4年以上在籍した選手は、クオリファイング・オファーを受けて制限付きフリーエージェントになることができる。制限付きフリーエージェントの場合は、選手が所属していたチームが、ほかのチームからの契約オファーにマッチすることが可能。
  • コア選手:コア選手に指定されると、チームにはその選手との独占交渉権が与えられる。各チームでコア選手に指定できるのは1人のみ。
  • リザーブド選手:在籍年数が3年以下の選手はリザーブド・クオリファイング・オファーを受ける資格があり、独占交渉権はチームに与えられる。

WNBA 2023シーズンのサラリーキャップ

  • サラリーキャップ:140万ドル(約1億8200万円/1ドル=130円換算、以下同)

Her Hoop Statsによると、WNBA 2023シーズンのサラリーキャップは142万500ドル(約1億8466万円)となる予定。2022年の数字(137万9200ドル/1億7930万円)より若干の増加。

最高基本給は20万2154ドル(約2628万円)で、スーパーマックスの基本給は23万4936ドル(約3054万円)となる。

WNBAフリーエージェントランキング(2023シーズン)

『The Sporting News』のギルバート・マグレガー記者は、交渉開始前にフリーエージェントのトップ10をランク付けした。当然のことながら、スチュワートはリストのトップだが、彼女だけが才能のある選手というわけでもない。

  1. ブリアンナ・スチュワート
  2. キャンデス・パーカー
  3. ネカ・オグミケ
  4. コートニー・バンダースルート
  5. ブリアナ・ジョーンズ
  6. アズレイ・スティーブンズ
  7. ティナ・チャールズ
  8. ダイアナ・タラーシ
  9. エマ・ミーセマン
  10. エジ・マグベゴール

各フリーエージェントの詳細な内訳は、こちらでマグレガー記者のランキングが確認できる。

WNBA 2023シーズンのそのほかの主な日程(米国東部時間)

  • 4月10日:WNBAドラフト
  • 4月30日:トレーニングキャンプ開始
  • 5月5日:プレシーズンゲーム開幕
  • 5月19日:レギュラーシーズン開幕
  • 7月13日~17日:オールスター休暇
  • 8月7日:トレード期限
  • 9月10日:レギュラーシーズン終了
  • 9月13日:WNBAプレイオフ開幕
  • 10月20日:WNBAファイナル

原文:When does WNBA free agency start in 2023? Key offseason dates, terms and players to know by Jordan Greer

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著者
Jordan Greer Photo

Jordan Greer is an NBA content producer for The Sporting News.