2016年9月に始まったバスケットボール男子プロリーグ『B.LEAGUE』(Bリーグ/B1)は、毎年レギュラーシーズン後に成績上位チームによる勝ち抜き戦であるチャンピオンシップ(プレーオフ)を行い、勝ち残った2チームによるファイナル(決勝)をもって年間優勝チームを決定する。
ここでは、Bリーグファイナルを制した歴代優勝チーム、ファイナルの対戦カードと試合結果をまとめる。
Bリーグファイナル 歴代優勝・結果・勝敗・スコア・MVP
シーズン | 優勝 | シリーズ勝敗 スコア | 準優勝 | 会場 | 個人賞 |
2016-2017 | 栃木ブレックス | 1-0 85-79 | 川崎ブレイブサンダース | 代々木第一 | CS MVP:古川孝敏(栃木) |
2017-2018 | アルバルク東京 | 1-0 85-60 | 千葉ジェッツ | 横浜アリーナ | CS MVP:田中大貴(A東京) |
2018-2019 | アルバルク東京 | 1-0 71-67 | 千葉ジェッツ | 横浜アリーナ | CS MVP:馬場雄大(A東京) |
2019-2020※ | - | - | - | - | - |
2020-2021 | 千葉ジェッツ | 2-1 G1:85-65 G2:59-83 G3:71-62 | 宇都宮ブレックス | 横浜アリーナ | CS MVP:セバスチャン・サイズ(千葉J) ファイナル賞:富樫勇樹(千葉J) |
2021-2022 | 宇都宮ブレックス | 2-0 G1:80-61 G2:82-75 | 琉球ゴールデンキングス | 東京体育館 | CS MVP:比江島慎(宇都宮) ファイナル賞:鵤誠司(宇都宮) |
2022-2023 | 琉球ゴールデンキングス | 2-0 G1:96-93 (2OT) G2:88-73 | 千葉ジェッツ | 横浜アリーナ | CS MVP:アレン・ダーラム(琉球) ファイナル賞:コー・フリッピン(琉球) |
※2019-2020シーズンは新型コロナウイルスの世界的流行によりレギュラーシーズン途中でシーズンが中止となった。チャンピオンシップ及びファイナルも開催されず、優勝チームを決定せず。
リーグ創設から3シーズンは、ファイナルは一発勝負の1試合制だったが、シーズン中断となった2019-2020シーズンを挟んだリーグ創設5年目の2020-2021シーズンから最大3戦・2勝先取制のシリーズ戦に変更された。
2020-2021シーズンには、初年度から選出されているチャンピオンシップ最優秀選手賞(CS MVP)とは別に、新たに日本生命ファイナル賞が設立された。
チーム別歴代優勝回数
チーム | 優勝 回数 | 優勝年 |
宇都宮ブレックス | 2 | 2017、2022 |
アルバルク東京 | 2 | 2018、2019 |
琉球ゴールデンキングス | 1 | 2023 |
千葉ジェッツ | 1 | 2021 |
Bリーグ初代王者である宇都宮ブレックスは、栃木ブレックス時代の2017年を含めて歴代最多タイとなる2回の優勝を果たしている。アルバルク東京も、2018、2019年に2連覇を果たし、宇都宮と並び優勝回数で歴代最多タイ。2021年には千葉ジェッツ、2023年には琉球ゴールデンキングスがそれぞれ初優勝を果たしている。
チーム別歴代ファイナル進出回数
チーム | ファイナル 進出回数 | 進出年 |
千葉ジェッツ | 4 | 2018、2019、2021、2023 |
宇都宮ブレックス | 3 | 2017、2021、2022 |
琉球ゴールデンキングス | 2 | 2022、2023 |
アルバルク東京 | 2 | 2018、2019 |
川崎ブレイブサンダース | 1 | 2017 |
ファイナル進出回数では千葉が4回で最多。2018年以降の6年間で4回のファイナル進出という結果は、Bリーグを代表する強豪チームであることを示している。初代Bリーグ王者の宇都宮も、2017年の優勝ののち、2021、2022年に2年連続でファイナル進出を果たすなど、千葉Jと同じくリーグを代表する強豪クラブとしての地位を確立している。